やっぱりダーツは難しいんです(2014年10月20日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 15:30

「ダーツが狙ったところに入るにはどうしたらよいか。」

これはもう、今も昔も変わらずダーツにハマった人の永遠のテーマだと思います。

ダーツを長く続けるためには上達の実感があるかないかは重要なことだと思っています。
なかなか上手くなれなくて悩んでいる人もいます。ダーツが楽しくて始めたのに辛い思いをして投げている人もいます。
それも好きなうちかもしれませんが、辛いのは誰だって嫌なはず。
上手くなれなくてダーツを止めてしまうことは、ダーツショップとしては心苦しく思う部分もあります。

僕は、みなさんにダーツを続けていってもらいたいので上手くなっていってほしいと思いますし、上手くなる先に待っているものを見せなければいけないと思っています。 

ダーツ理論だけではダメ
今の世の中にはネットや雑誌など、あらゆる「ダーツ理論」が情報によって手に入りやすくなっていると思います。そこには多くのヒントも隠されていますし、身近にいるトップレベルのプレイヤーの意見も存在します。そういったもの全ては、みなさんのダーツのモチベーションアップにもつながっていると思います。

ずいぶん前になると思いますが、当ブログでも紹介したピアノについての話でも触れましたが、(”ピアノから学ぶ、エコプレイならぬ「エコスロー」!” https://www.d-d-depo.jp/blog/2021/08/11/144910 )、身体のことについてもダーツ理論の量と比べ専門的に説明されている量が圧倒的に多いです。

ダーツをダーツとして捉えるのではなく、「投げる」という一つの動作として考えた時に「正しい身体の使い方」の答えが存在するのではないか。

ダーツを「身体のしくみ(解剖学・力学)」という観点から研究し、ダーツの普及に尽力されている方がおられます。
ダーツライフのコラムでイップス論の連載も担当されている、IGAさんこと五十嵐 信一さん。以前からブログやコラムを読んで、先に述べたような疑問を解消して欲しいと思っていたので、先月のTHE WOLRD東京に行った足で、姫ダーツさんにお邪魔しお話を伺ってきました。

「イップスの正体」、「目の役割」、「腕のひねりの謎」など、今まで疑問に思っていたことについて解剖学・力学の観点から、見解の一部を聞かせて頂きました。

僕が総合的に感じた事は、ダーツのアドバイスをする上で、ダーツ理論のみというのはかなり抽象的なのかもしれないということ。
受けた方の人の感覚は、正しいとも間違ってるともわからない、雰囲気で理解する感じ。レベル差があると理解しがたい話であること。

自分が今まで話してきた内容に目を向ければ、そんな印象を与えてきたのかもしれないと改めて思いました。これだけでは、本人にとって共感できる部分が少なすぎて、結局は「投げるしかないね。」が話の着地点になってしまいます。

身体の仕組みの話となれば、何か今までの経験上から「確かに!」と共感できる部分が多いです。

非常に興味深い話をたくさん伺うことができました。五十嵐さん、ありがとございました。

「投げる」という動作の応用がダーツ
「ダーツが狙ったところに入るにはどうしたらよいか。」

これは、「ホームランを打つ方法」や「どうやったらフリーキックが決まるか」を考えることと同じに思えるのです。

ただ、ダーツを狙ったところに入れる方法もホームランを打つ方法もフリーキックを決める方法も、僕はあると思っています。
しかし、重要なのはその方法に沿って自分の身体やその道具をコントロールすること。それができなければ意味がないんです。

という事は、自分の身体のことをもっとよく知らないとダメなのでは?!

ダーツという細長い棒状のものを投げるのは難しいんです。それを楽に「投げる」という動作の先に、精度を上げるためのダーツ理論が必要。もっとわかりやすく言えば、「投げる」という動作の延長にダーツがあるということ。

最近は、キャッチボール感覚でダーツを投げるようにしてます。 
 ダーツのためにダーツ以外のモノを改めて投げてみるといろんな発見があるかもしれませんよ!

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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