バレル変更体験記 | ダーツショップ Dx3

ダーツショップ Dx3

Blogブログ

2024/05/28 12:29

約1年使ったCoolcatからTHE LEGEND G7に普段使用するバレルを変えました。
【One80 Coolcat(単体重量20g・全長54mm・最大径6.0mm)】 
→【TARGET THE LEGEND G7(単体重量19g・全長48mm・最大径7.2mm)】 

Coolcatはストレートバレルの中でもかなり細く全長も長いのが特徴。
私自身は細いバレルの方がダーツ自体が向いている方向性が分かりやすく、自分のグリップも決まりやすい気がしたのでこのバレルを使用し始めました。

今回バレルを変更しようと思ったのは、グリップ位置にテーパーが必要だと感じたことが始まりでした。 
ある程度の期間Coolcatを使ってみて今までとは違ったダーツのリリース感が身につきました。
Coolcat に対して大きな不満はありませんでしたが、テーパーがあればそのリリース感につながる動作をより楽に起こせる気がしました。

早速バレルの候補を選定するにあたり、ある程度の長さも欲しいと思っていたので、全長は48mm以上という目安を設けました。
重さに関しては今の重さである程度満足していたのでCoolcatの単体重量20g±1g程度に目安を設けました。
最大径に関しては「テーパー」を重要視するために、試し投げをする際のグリップ感触で判断することにし目安は設けませんでした。

目安に基づき以下を候補にあげました。
【TARGET pique2.0(単体重量19g・全長48mm)】
【TARGET MIRACLE G4(単体重量21g・全長49mm)】
【Dynasty kokopeli(単体重量21g・全長48mm)】
【Dynasty fallon4(単体重量19g・全長51mm)】
【TRINIDAD VASQUES(単体重量20.5g・全長50.8mm)】
【TRINIDAD SALDIVAL type2(単体重量21g・全長50.8mm)】

候補を全て試し投げしてみた結果は、、、
ある程度グリップ位置を決め込まず猶予が欲しかったこと、
球状気味に膨らむものよりまっすぐ円錐台状に広がる形が欲しかったこと、
その勾配が比較的長いものが好ましかったこと、
試し投げをして感じた追加条件に鑑みて最終的にTARGETのTHE LEGEND G7に決めました。

−−−−後日談−−−−
自分の仮説を信じてTHE LEGEND G7で練習し始めましたが、カットはあるもののリリース時にグリップがズレる感覚があり、うまくタイミングが取れないことに疑問を感じていました。これは自分が指先で強くバレルを摘むようなグリップをするため円錐台状の形の両側から力を加えて、ダーツの姿勢のバランスがとり辛かったことが原因だと感じています。
しかし、この状態に対応できればCoolcatに変えた時と同じように別のリリース感を身につけられたり、新しい引き出しが増えるのではと思い練習し続けました。
半月以上たったある日、どうにも上手く飛ばせる割合が増えないことやコントロールできている感覚の薄さに我慢できずCoolcatに戻したところ。
グリップのズレを感じることも少なく、リリースのタイミングも取りやすく感じました。
精度は以前ほどではないが、ダーツ全体をコントロールできている感覚はTHE LEGEND G7を使っている時に比べて断然ありました。

今回のバレル変更から改めて学んだことは、
自分の仮説が間違っていたことを知れたこと自体が収穫だということ。
今までと違う道具を使うことは、それに対応しようと思い意識的に練習量が増えたこと。
次回の変更時には形状以外のところで微調整していこうと思いました。