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2023/09/03 13:53
PERFECT 2023第17戦に参加しました。
2015年から4年間同ツアーにスポット参戦していましたが、ダーツを離れていた時期もあり、実に5年ぶりの参加でした。
日本のソフトダーツのプロツアーに参加するには各団体の資格が必要です。
ダーツを離れていた期間はPERFECTの資格も更新していなかったため、6月にプロテストを受けて再取得しました。
PERFECTでは、審判講習会初参加やルールに不安のある選手を対象に、試合開始前に30分ほどの講習会が行われ、ルールや審判のやり方、スコアシートの記入の仕方などの諸注意を説明してもらえます。今回は久しぶりのPERFECT参加でしたので審判講習会にも参加しました。
大会に参加する上で、審判も選手に課せられた大切な役割だと思います。試験勉強と当日の審判講習会のおかげで十分な準備のもと、試合と審判に臨めました。
PERFECT予選はラウンドロビンといわれるリーグ形式の5~6名一組で行われ、上位1,2位が確定通過。全ロビン3位のみのランキングから上位数十名(大会ごとの規定人数)だけが予選通過できます。
地元の大会では知り合いにあたる確率も少し高まります。
私が振り分けられた予選ラウンドロビンにはリーグの元チームメイトや愛知県内の選手もいらっしゃいました。また、ウォーミングアップにあてる時間が一般大会より長く、調子をしっかり整えながら試合に臨めました。
予選ラウンドロビンは運よく全勝で通過することができました。
大会中は極度に緊張するのでいつもより疲労します。
気が抜けるタイミングがあると急激に眠くなることもよくあります。
予選終了からかなり時間が空いての決勝トーナメントだったので、いつ試合に呼ばれるか気にしながら練習したり、休憩をしたりで落ち着かずに過ごしました。
決勝トーナメントは一回戦目で敗北。
1レグ目はその日一番の調子で01を上がって勝利。
しかし、2レグ目からは前の試合が嘘のようにダーツが狙い通りに飛ばせず、試合中の調整も間に合わず3レグ連続で失い敗北しました。
後に試合を見ていてくれていたスタッフやお客さんに話を聞くと、普段と全然違う立ち姿になっていたことが聞けました。試合中に普段と違うことをやっていることを知り驚きました。
終わってしまえばあっという間の試合も、過程を思い出せば今後の課題がたくさん見えてきます。
大会結果に対して「悔しい」「嬉しい」という気持ちだけでなく、今後のモチベーションになる課題や目標などの具体策が見つけやすい場所だと思います。長く競技を続けていく上で、モチベーションの維持は非常に大切ですし難しい事だと実感しています。
今回、久しぶりにツアーに参加して、練習の仕方、試合前の過ごし方、大会中の時間の使い方など、以前は意識的にしていたのに忘れていたことを思い出しました。
他にも、道具の選択についての新たなアイデアや、フォームの改善点を見つけられたのは非常に大きかったと思います。何より「勝ちたい」気持ちを自分の中に再発見できたことが一番大きな収穫です。
今大会では愛知県豊橋市で活動する芦沢一輝選手が初の3位タイ入賞となりました。
入賞おめでとうございます。
同じエリアで活動し、普段Dx3へ訪れてくれる選手の活躍に刺激を受けると同時に、さらに身の引き締まる思いです。
寝ても覚めてもダーツと生活がつながっていて楽しい毎日です。
準備ができていてこそ気持ちよく試合に臨めたり、その中で見つけられるものが増えると信じています。
次回大会参加に向けて、普段から最大限の準備をしたいと思います。