ダブルスにおいてのセカンドの役割(2018年4月26日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 16:05

4月15日(日)に清水マリンターミナルにて行われたJET静岡に参加してきました。
ディースリーから4組エントリーしました。
 
迎えた当日の大会の様子はこちら。
 
そして、今回それぞれ初めて予選抜けしたという伊藤・瀬平ペア。
 
今回はこの2人の大会までの練習の中で、すっとテーマとして考えていた「ダブルスのファーストとセカンド」について書いてみたいと思います。
 
実は、このペアで組むのは今回が初めてで、それまでは他の人と組んで大会に何度か出ていた2人なのですが、お互いにまだ一般の大会においてダブルスで予選を抜けたことがないということでした。
 
大会当日の1週間前から時間を合わせてダブルスの練習をしていました。
その中で一番悩んでいたことは、ダブルスにおいてのファースト、セカンドの投げ順です。
1試合ごとに投げ順を入れ替えて対戦をし続け、大会前日まで答えが出ない状態でした。
 
結論ですが、
普段のダーツライブでのカードレーティング差が2あるということで、01、クリケットでの1ラウンド目におけるシュート率に差が出てしまうということ。
大会のルール上、全ゲーム15ラウンド設定ということで、万が一15ラウンド目まで行ってしまった時、ファーストが投げることになるということ。
この2つを考慮した上で、今回は普段のレーティングが高い方をファーストにする方法をとりました。
 
僕はダブルスを組む時、ファーストもセカンドもどちらもやってきたのですが、それぞれ役割が違うなと感じてきました。僕の場合、ファーストで投げる時は、ゲームの1ラウンド目を大切にしています。仮にスタートで01であればHAT TRICK、クリケットでは9マークを出して帰ってくると、セカンドが楽に投げられるのではないかと思うんです。逆にそこまで打つと、自分も入れないといけないとプレッシャーになると感じてしまう方もいると思うので、絶対に良いとは限らない話ですが。
 
逆に僕が重要視しているのはセカンドの場合です。
僕がセカンドを任された際、常に意識していることはファーストの補佐役であるということです。
多くの場合、ファーストの人がコークをすると思いますが、コーク前のマシンのゲームセッティングは必ずセカンドである僕がやるように心がけています。
 
理由は簡単で、ファーストにコークだけに集中してほしいからです。
 
今まで、先攻後攻の差で勝てなかったということを何度か経験してきただけに、コークの大事さを実感してきています。ですから、できる限り最高のコンディションでファーストに投げてもらうことを一番に意識しています。
 
先程挙げた2人の意見と酷似してしまいますが、僕の経験上、大会において全ゲーム15ラウンド設定となっていることが多い為、もつれたときのことを考えると15ラウンド目に投げるファースト次第ということになってしまうため、どうやってファーストに次のラウンドを回そうかということを考えています。
 
このように、一見セカンドというと何をすれば良いか分からないと感じている方もいるかと思いますが、ファーストに最大限の力を引き出すという点で大事なポジションだと思っています。
 
以前blogにも書きましたが、一般の大会というとダブルスが主になってきます。
ダブルスが難しいと感じている方も少なからずいると思いますが、勝った時の喜びはシングルスとは違い、ペアと2人で喜びを分かち合えるという点で魅力を感じます。
 
ダブルスもシングルス同様、練習が必要だと感じています。
なかなか普段の練習からダブルスの練習を取り入れることは難しいと思いますので、また大会前にでもペアで練習会というのを企画したいなと思います。

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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