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2021/08/11 16:01
10月1日(日)に第28戦PERFECTが神戸国際展示場にて開催されました。
今回はPT100の男子のみの開催ということでしたが、同時開催のRMJトーナメントという大会もあり、会場内を盛り上げていました。
RMJトーナメントとは、1年に1回開催されているRトーナメントと、関西方面での開催が10年ぶりとなったMJトーナメントが今回、共同開催されたようです。
そして今回の僕の予選ラウンドロビンはこちらです。
同じブロックに竹本吉伸選手、谷内太郎選手がいました。
どちらの選手も今年のPERFECTで入賞経験があり、竹本選手は今年2度も優勝している選手です。
今回この2名の選手と対戦することは初めてで、楽しみでした。
そしてこの2名の選手、自分の試合が始まるまではひたすら空き台に向かい調整を行っていました。PERFECT優勝経験のある選手ですが、目の前の一勝に対する貪欲さが勝利に結び付けているのだろうと感じました。
今回で今年11勝目を果たした浅田斉吾選手も同様に、ファンサービスもしながら試合まではひたすら空き台に向かっていました。
その浅田選手についてですが、イギリスでのハードの大会から帰ってきて中2日の状況で今大会を迎えたという話も聞きました。
ハードダーツとソフトダーツという違いがある中で、今回はソフトダーツの練習時間というのも限られていたと思いますし、体調面も万全ではなかったのではないかと思います。しかし、決勝戦では01の9ダーツトライをするというくらい、PERFECTの会場ではそれを感じさせないようなダーツを打ってました。どんな状況でも試合で自分の最大限のダーツをするということに自分とのレベルの差を感じました。
今回僕は、普段Dx3で練習している杉山元規選手と同行しました。
杉山選手は、いつも試合前はかなり時間をかけて調整をし、試合に臨んでいましたが、今回は前々日までに調整を済ませ、前日は1時間程で調整を終え、体調を整え試合に臨みました。
その結果、前回の試合よりもいつもの自分のダーツができたと成長を実感したようでした。
なかなか自分の成長を感じることって難しいと思います。
プロトーナメントや一般大会に参戦する理由は人それぞれ違うとは思いますが、誰しもが「勝ちたい」という気持ちはきっとあると思います。
なかなか練習を積み重ねても結果に結びつかず、悔しい思いをし、それを糧にまた次に向けて練習をするという繰り返しに尽きてしまうと思います。
その中でも、次の大会はいつもと違うやり方で臨んでみようという変化が想定外に良い結果に結びつくこともあると思います。
自分の目指している結果に辿り着く過程で、少しずつ自分に課題を与えながらも、思いついたことは積極的にトライしてみると、それが自分の中で良い方向に結びつくこともあるかもしれません。
なかなか普段の練習の中で自分の成長というものは感じにくいところですが、1カ月前の自分、前回の大会よりも感触が良かったということがモチベーションに繋がり、また次に向けて練習を積み重ねられると良いと思ってます。
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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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