30秒ルールとタイムアウトの適用について(2017年7月25日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 15:58

先日のJAPAN北海道の決勝戦を中継で観戦していた時、
最終レッグ、クリケットの村松選手の6R目は30秒を超過したため(注1)スコアが無効となったシーンがありました。

このラウンドでの全て(108点の加点とbull1本)が無効になったことで、村松選手が絶対絶命の展開に。
その後、両者がタイムアウト(注2)を1回ずつ取るシーンがあり、勝負はBULL1本を争う展開に。
最後の1本までもつれた試合を制したのは村松選手でした。

※注1:前選手がプレイエリアから出てから、30秒以内に1スロー(3投)を終わらせなければならな い。それを過ぎた場合はそのラウンドのすべてが無効となる。
※注2:選手は1レッグで1度タイムアウトを取ることができる。審判に宣言することで有効となりこ の場合時間が一時中断される。タイムの時間は1分とし、それを過ぎた場合はそのラウンドのすべてが無効となる。
※「SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN プロ規程」より一部抜粋。

JAPANのルールの中で、上記のような試合の進行に関わるルールがあります。

決勝をリアルタイムで観ていた方の中には何が起きたのかわからない方もいたのではないかと思います。

正直、僕自身タイムアウトに関しては認識不足な点もあったので反省。改めてルールを見直すきっかけとなりました。

30秒ルールのジャッジは微妙な判定になるケースも多いと思いますし、今回のように勝敗の行方を左右するシーンになる場合もあると思います。

審判の際には展開と秒数の表示をしっかり観ておかなくてはいけないですし、選手からのアピールに対してしっかりイエスかノーかのジャッジできなければいけないと思います。

審判に与えられた権限ですから、だからこそしっかり責任を持って観ておかなくてはいけないですね。
選手・審判共にルールをしっかり把握し理解しておく必要性を改めて感じた決勝戦でした。

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