Blogブログ
2021/08/11 15:50
先日のダーツライブ主催で行われた「日本ダーツ祭り2016」。僕自身は会場に行けなかったのですが、いろんな方からのSNSなどの情報から、盛り上がりを感じた2日間でしたね。
初日に行われた『THE WORLD PREMIUM STAGE』では、小野恵太選手が701を後攻からブレイクして優勝しました!
会場や中継などリアルタイムで見ていた人は、小野選手の気迫の01に感動したのではないでしょうか。
最終レグの小野選手の上がり目、144。
この数字、701から1本外しで回ってきた5R目の残りの数字なんですが、この数字について確率とアレンジの話を少し。
以下は、701を1本外したときに5R目に迎える上がり目。
701の1本外しの場合、131~150の数字が5R目に回ってきます。
ファットブルルールの01では出来るだけBullを使ったアレンジをしたいものだと思います。
ですから、BULLを最大限使うとして、2本以上Bullが使える数字を拾うと11パターンなので、20分の11の確率で「bullが2本使える上がり目が残る」ということになります。(太字の表記)
残りの9パターンはBull・T・Dがマストパターンとなる数字。Bullが1本しか使えません。小野選手の上がった144という数字はそれに含みます。(内、149のみBTTという最悪な数字)
基本的にBullを打っている中で外してしまった1本の数字は、どこに外れるかはわかりません。
ですから20分の9の確率でアンラッキーなアレンジになってしまうというわけです。
130台については、例えば133の場合の「Bull・Bull・T11」ではなくて「Bull・T17・D16」のようにBBTのものでもBTDに持っていく場合もあると思いますし、「S19に外してもいいつもりでT19から行く!」というSTTを念頭においたアレンジをするという人もいるかもしれませんが、あくまでワンチャンスと考えてBULLを最大限利用した場合という条件。
まとめますと、
Bullを2本以上使える確率 = 55%
Bullが1本しか使えない確率 = 45%
もしBBDで上がれる数字が残った時は20分の5の確率なので、かなりラッキーと思った方が良いですね。
「運が味方してくれてる!今日はいけるんじゃないか!」と思って間違いないです。笑
もしキャッチが1だったとしてもBBBで上がれるので、BTDよりはマシ!と思ってラッキーだと思って良いですね。逆に20だった場合はBTDなのでアンラッキーですね。
小野選手は、45%の方の数字が残ってしまったわけですが、Bull・T18・D20とキッチリ決めてくれましたねー!素晴らしかったです。
試合後のコメントで「144は忘れられない数字になりました!」と言ってました。
思入れがある数字を作ることはなかなか難しいことです。
でも、たくさん練習して上がり目に対して嫌いな数字も好きになればいいと思いますし、01は最後には「自信を持って投げられるか」が一番大事だと思います。
************************************************************************
この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
************************************************************************