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2021/08/11 15:44
昨日は豊田のvivace proさんにご協力いただき、「スティールダーツ講習練習会」を開催しました。

先日マレーシアオープンに参戦してきたばかりで経験豊富な浦野栄樹プロに講師役を務めていただき、アシスタントとして中西永吉さん、伊藤和明さん、星野耕司さんのご協力のもと、16名の参加者で行われました。
僕自身スティールは、リーグでの経験はありますが大きな大会に出たことはありません。
今回は、来る10/25(日)に行われる愛知県ダーツ選手権に向けて、初心者の方でもわかるチョーカーのやり方と試合の流れの説明、みなさんでゲーム形式で実践するという内容。
チョーカーとは
チョーカーの仕事は、ダーツボードの横で刺さったダーツの点数のコール(読み上げ)とスコアボードへの表記を行います。

プレイヤーが投げる際には、ボード側に向いたまま刺さった場所を静視し、即座に合計し得点をコールします。 その得点を引き算して、ダーツボード横の得点板に表記します。
チョーカー制で行われる際の主な注意事項をまとめますと、
・プレイヤーは、オキ(スローライン)より前に出て自分で刺さった場所を確認してはいけない。
→確認したいときはチョーカーに「チェックお願いします」と告げる。
・プレイヤーは、チョーカーが間違った残り点数を表記をしてもチェック申請できる。
→自分が次ラウンドに投げるまでなら訂正可能
・プレイヤーは、チョーカーが得点をコールする前に抜いてはいけない。
→抜いた場合は間違ったコールをしても訂正不可。
・プレイヤーは、残り点数をチョーカーに聞くことができる。
→プレイヤーはチョーカーに「スコア」「レフト(残り)」などを告げる。
などです。
計算にもコツがありまして、こちらも説明がありましたので紹介します。
(例)251のこりで95点取った場合。
95点というのは100点より5点少ない数字という事を利用します。
①251から100点引きます。→151
②100点引くと5点引きすぎなので、151に5を足します。→156
ほら簡単。このやり方に慣れると、計算スピードはかなり上がりますよ!
練習会では全員にチョーカーを体験していただき、計算が苦手な人、また投げるとアレンジが全くわからない人などなど、講師と参加者が和気あいあいと説明が続く中、楽しい練習会となりました!永吉君の経験談も面白かったし、ためになりました。


国内の大会では負けた選手がこのチョーカーをやる仕組みになっているそうなので、大会に出るためには知っておかなくてはいけません。
勝ち続けていけばやらなくていいものかもしれませんが、逆に海外では勝った選手がチョーカーをやるのだそうです。いずれにせよ、覚えておいた方が良さそうですね。
“難しそう”の先入観との違いを体感してほしい
いざやってみると、
本当に難しくて向いてないなぁと思うかもしれません。
少し練習してみると何とかなると思うかもしれません。
ソフトにも通じる部分があるから、両方チャレンジしてみようと思うかもしれません。
スティールの方がソフトより面白いと思うかもしれません。
よく、スティールはソフトとは違った魅力があるといいます。その魅力も人それぞれ。何がどう違うかを体感してみることが大事だと思うのです。
今回参加されたみなさんはソフトですでにダーツを知っている方が多かったので、少し教えてもらえばすぐに始められるものだと思います。
まだやったことなく、なんとなく興味があるというみなさんも是非スティールダーツ、始めてみませんか。
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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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