「SUPER DARTS 2015」 終わっちゃったなぁ…(2015年3月27日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 15:38

SUPER DARTS 2015。ワクワクしていた気持ちの分、終了直後は「あーぁ、終わってしまった…。」って感じでした。それくらい、観ていて楽しかったですし、応援にも熱が入りましたし、選手の皆さんのパフォーマンスがハイレベルで、素晴らしいトーナメントでした。

一宮店では、前日のWILDカードトーナメントとSUPERDARTSを両日観戦会を開催し、集まった皆さんでその熱戦に注目しました!


本戦は、平日にもかかわらず多くの方が集まってくれました。中には有休を使って会社を休んで観戦に来られた方も。そりゃ気になって仕事にならんですもんね。


日本人選手の活躍を期待する方々が多く、特に地元の勝見翔選手には応援に熱が入りました。

惜しくも2回戦でボリス選手に敗れた試合も、内容も2-3と惜しかっただけにみんな残念そうでしたねー。

また、日本人選手で勝ち残っている選手の最後の一人になった野毛駿平選手の試合も熱くなりました。
特に胸の「JAPAN」のマークがアップで映し出されたときに、グッときたのはきっと僕だけじゃないはずでは。JAPANを代表し、ランキング1位のプライドを持って、日本中の期待を一身に背負って投げている姿は、かっこよかったと思いました!



01が面白いと改めて感じた
今大会の試合、全試合ほぼフルで観戦しました。フルレッグまでもつれる試合があまり多くなかった中で、01で勝負を決する試合がいくつかありました。あらためて言えば、ダーツの見所として、勝負を決する01の上がりは一番盛り上がりますね。舞台が舞台だけにというのもあるかもしれません。

特にイラガン選手の01の上がり方。1回戦の村松治樹vsイラガンの試合の91残りを2本で上がるシーン。アレンジセオリーはさておき、イラガン選手の間の取り方やフィニッシュまでのルート選択が「なにがなんでもここで決めなければ!」という気持ちがひしひしと伝わってきました。そして決める!観客をハラハラさせるのが上手いといったら変ですが、見ている側にも緊張感が伝わります。



日本の村松選手は残念ながらここで負けてしまいましたが、あえて中立的に書きますと、見ていてどっちの応援でもハラハラして楽しい。ボードのナンバーの配列が頭に入っていないといけないですけどね。
さらに、深いアレンジの話が出来る人であれば、見所が増えてさらに面白い。と改めて感じました。

01は、このレベルだと外せばその裏で相手に上がられてしまうケースがほとんど。「0になれば勝ち」というシンプルなルールなので、シチュエーション的にはわかりやすい。選手はとてつもないプレッシャーでしょうが、今回は完全に観戦者。大いに楽しませてもらいました。

ダーツとは「私の人生の一部」
優勝したPaul Lim選手が、優勝後に残したコメント。
プロフィールを見ると1954年生まれ。という事は今年で61歳ですか。あの年齢で、決勝で見せたような「外さないダーツ」が打てる技術やメンタルを維持していることは凄いことだと思います。自分が60歳までダーツをやっていたとして、あのダーツが打てるかって正直疑問に思いましたね。

決勝の01パーフェクト、9マーク3発は、圧巻でした。

Paul Lim選手はアジアでダーツを広める活動を続けている方の一人。
世界中が注目するSUPER DARTSで勝つことによって、ダーツの魅力を発信していったことになると思います。

Paul Lim選手にとっては、本当に価値ある優勝だったのであろうと思います。

おめでとうございます。

SUPER DARTSに出場した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

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