プレイヤー主導の企画 「P-cup」に参加してきました!(2014年12月30日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 15:34

先日は名古屋のE-DARTSで開催されたハウストーナメント、P-cupに参加してきました!

主催したのは、大野貴志さん。岐阜県を中心に活動をしており、JAPANプロ資格保有者です。ツアーにも参戦していながら、今回のように自ら思いを発信しダーツを盛り上げようと頑張っているプレイヤーです。

岐阜県を中心に開催し続けて、今回で7回目の開催となりました。
主な狙いは、プロの選手の環境づくりと選手の育成。そしてそこから自分自身も学びレベルアップしたいという大野さんの思いです。

今回行われたP-cupの参加者は岐阜・愛知のプレイヤー男女合わせて30名以上。JAPAN・PERFECTに参戦するプロの方から、これからさらにレベルアップしプロを目指している方までたくさんの方が熱戦を繰り広げました。


ゲームフォーマットはPERFECTルール。
このルールは、予選は501-501-chで決勝ラウンドは501-cri-cri-501-ch。01はセパレートブルのダブルアウトとなります。
自分自身、セパレートブルの501の試合はハードダーツでの経験ぐらいで、ソフトでは滅多にない試合経験でしたので、戸惑いもあり、新鮮でもありました。JAPANの701とはスピード感が違って、180の重みを感じます。フィニッシュミスが致命的になるケースが多く、緊張感高い試合が多く経験できたと感じてます。

その中で今回優勝したのは若手の山本貴斗選手。本人いわく「緊張感は半端なかったが、それがあまり影響せず自分のダーツが打てた」とのこと。試合後は本当に多くの方祝福され、彼にとっても強い自信になった大会だったのではないかと思います。

主催者大野さんの試合後の参加者の皆さんへの言葉。僕自身すごく共感でき、心に響いたので紹介します。

『勝って、どうした?負けて、どうした?
グットウィナー、グッドルーザーの考え方も選手として大切ですよね。
分かったようにいってみますが、私もまだまだです。人間だもの。』

とくにグッドルーザーの部分は自分自身の成長を左右するうえで本当に重要だと思います。こういった考え方も発信し、若手の優勝で更なる環境づくりも期待でき、狙い通りの素晴らしい大会だったのではないでしょうか。
僕自身、参加できて本当に良かったと思ってます。

そういった主催者の思いを形にするにはお店の協力も不可欠です。今回の会場提供してくださったE-dartsさんにも感謝です。

PERFECTプロのE-DARTS店長 小池誠さん

ダーツを楽しむ人たちが自らの意志で楽しもうとかレベルアップしたいと思い、それを自ら企画発信していく形は業界が発展していくうえでも重要なことだとここ最近感じています。それは僕自身ダーツの業務に携わっているからかもしれません。でも、そうでなくても何事も自発的に何かアクションを起こせる人って、それそのものを楽しんでいる人楽しみたい人だと思います。

例えば、「周りに強い人がいないから、なかなか対戦の経験ができない」と思ったときに、そう思った人とお店とが環境づくりのためにどう動くか。

「もっとこうしていきたいから、こうしていきたい」というプレイヤー(お客さん)発信の考え方をお店とプレイヤーの相互で理解するボトムアップなやり方が、良い環境づくりの一つのモデルとしてあってよいのではないかと思います。

今回開催されたP-cupは、大野さんの「切磋琢磨する環境を作りたい」というひとつの思いの発信で、それに賛同した方々が集まって形になったものだと思います。

もちろんそういったことをプレイヤー全員がやれることではないかもしれません。やれる人というのはごく限られた人かもしれません。
ですが、ダーツを長く続けていくために「やりたい」から「やらねば」に持っていかなければいけないのが、プロの役目でもあると思います。大野さんは、そういった部分もこのP-cupを通じて示そうとしているのかもしれません。

また来年以降も継続で企画されているという事なので、また参加できればいいなと思っております。
参加された皆様、お疲れ様でした!

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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