初心者の方にこそ勧めたいアレンジ(2013年11月23日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 15:15

ここ最近の一宮店では”アレンジブーム”的なものが到来してます。

きっかけは、前回のブログで紹介した「DREAM 8」というハウストーナメントに参加したお客さん。まだレーティングもそんなに高くはないのですが、とにかくダーツに積極的な方。その方が出たシングス戦のある試合の一幕。

54残りでbull狙い!?
残り2本で75残りをbull狙い?!

驚いたので後で理由を聞いたところ、「54がT18と思い浮かばなかった」とのこと。

これはいかん!
その方、今までは投げ方や飛ばし方について一生懸命練習してきていたので、その成果を試すべく試合に参加するように勧めてきたのですが、あまりに01の上がり方について放置しすぎていたとこちら側の指導不足と反省。

試合に出るということは単に的当てゲームではダメだということを教えてあげなければと思ったのがきっかけなんです。

なぜその考え方が身に付かなかったかというのも考えればよくわかる。
初心者の方であれば「試合中にパッと計算できないし、とりあえずbullで点数を削っておこう。」とか思いがちだろうし、「狙っても入らない」と思い込んでいるのもあるんですよね。きっと。

アレンジは必要性を感じて初めて覚えようとする
アレンジは覚えようという気持ちがないとなかなか覚えないもんで、教える側もタイミングが悪いとただの「知識の押し付け」になってしまいます。ですから、初心者の方へはアレンジを覚えようというモチベーション作りや興味付けなども非常に重要な気がします。

アレンジとは「狙ったところから外れることを前提に、それでも上がり目の出る確率の高い打ち筋」ということだと思うんです。100%狙ったところに入れることができるなら、アレンジは覚える必要はないんです。

01を早く上がるためにbullの練習をたくさんして削りを早くするより、フィニッシュの際の”アレンジ”の知識を勉強した方が意外とラウンドを短縮できると思うんです。

単にダーツの精度を上げることだけでなく、アレンジを知っておくことも勝率を上げる近道になると思います。

「我こそ、狙ったところに入る確率が低い!」

と思う方こそ、アレンジについて考えてみると良いと思います。考え出すと数字パズルみたいで、奥が深くてより一層楽しいですよ!

冒頭で書いたハウスで悔しい思いをしたお客さんが、その悔しさをバネにアレンジの勉強に取り組み始めたので、周りの方達も一緒に練習するようになりました。ある意味よかったというか、そういう影響を受けながらお互いに上達を目指す、みなさんの”ダーツ熱”が嬉しいですね。

一宮店にあるe-TECというマシンの「OUT ON A LIM」というゲームは、とにかく上がり目ばかり出てくるので、01で上がりの練習をするより効率的です。

皆さんも、是非トライしてみて下さい!

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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