”僅かな差”にこだわる重要性(2013年9月30日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 15:00

最近、人のダーツを観察している中で一つ気にして見ていることがあります。
それはスローラインへの足の置き方。

スローラインはそのライン上を踏んでも良いのですが、踏み越してはいけないというのがルール。観ていると意外と足を踏み越している方が多いです。

それについて、周りで一緒に投げている人が気にならないであろう程度のはみ出しは黙認しています。僕が足元に視線を向けると気づいて黙って直す人もいますが、また気づけばはみ出している事が多いです。明らかにマナー違反になるであろうと僕の基準で判断した方には注意を促すというのが現状です。

ですが、本当はみなさん直した方がいいと思ってます。大前提としてルールですから守らなくてはいけません。
さらに言うならば、ダーツが上手くなるためにそういう細かい部分にもこだわるべきだと思うんです。

ダーツは”ミリ単位の差が大きな差”
よく「ワンビット外れるのが悩み」など僅かな差に苦しんだり悩む方の話を聞きます。ワンビットというのはソフトボードのチップが刺さるための穴一つ分ということで、フレームを含めるとわずか4~5mmの差という事になります。

実際にプロの試合やその他いろんなダーツの試合を観てきた中でも、そのわずか数ミリの差で勝ち負けを左右しその後のその選手に大きく影響したという試合をたくさん見てきました。

ダーツに「惜しい」はありません。入ったか入らなかったかしかないんです。

この数ミリの差を修正できる方法があるのかと考えた時に、容易ではないですがあるとすれば「その僅かな差の違い」を感じることが絶対条件ではないかと思うわけです。

フレームが約2mm。ワンビットの大きさは約1mm。
フレームの幅が約3mm。ワンビットの大きさは約1.5mm。

僅かな差の違いを感じる感度
投げ方にはいくつかの種類に分別するにも難しいほど、いろんな投げ方の人がいます。ダーツの道具においても数多くの種類があります。「どの投げ方が良いか、どの道具が良いか」と全てを○か×かのように考えてしまうと、なかなか答えは出てきません。
理由は、いずれも良し悪しではなく単なる”違い”に過ぎないからです。〇×ではなく、◇△ということ。

ですが、その違いが大きいか小さいかは自分の中にあるアンテナの”感度”の差であり、人によって大きな差にも小さな差にもなるのです。

話をスローラインの話に戻すと、足がはみ出ている人というのは面白いことにいつも決まった分はみ出ている場合が多いのです。おそらく間違ったスローラインへの入り方の連続でルーティーン化してしまっているのであると思います。

自分も一時期は足がはみ出ていることに気づき、日によってはみ出たりそうでなかったりしていることに気づきました。そういった僅かな差が調子にも影響していたのでしょう。
今気づいたら足がはみ出る癖は直っています。というよりはみ出ないように投げるよう意識した結果ルーティーン化されたのだと思います。

もしはみ出ていることがあるとすれば、何かいつもとスローラインへの入り方が違うという不調のシグナルかもしれません。

なんとなくスローラインに立っていると、bullの位置も何となく、T20の位置も何となくになってしまっている可能性もあります。フォームチェックの中で数あるメンテナンス項目の内の一つの変化に気づけるかどうか。スローラインの数センチのはみ出しへのこだわりが持てないなら、ダーツの精度数センチへのこだわりも持てるはずがないと思ってしまいます。

そういった、細かい部分にこだわる習慣から、僅かな違いを感じれる”高い感度”が身に付くのではないかと思います。

感度が上がれば道具の違いを感じることが可能
道具の違いも同じです。今はフライト一つとっても本当にたくさんの種類があります。
バレルにおいてもよく似た形でも僅かに長さが違ったり、コンマ5グラムの重さの差であったり、シャフトの長さや形状もたくさんあります。いろんなものに触れて僅かな差を感じ取れるよう、自分の道具にこだわりを持って投げてみてください。差にこだわりを持って投げ続けることでバレルやフライト・シャフトの形や重量の差が感じれるようになるはずです。

道具の僅かな差が感じれるようになると、自分に合った道具を選べるようになりダーツの世界がグッと広がり、より一層楽しいものになるはずです。

「勝負の神は細部に宿る」
これは、サッカー元日本代表 岡田武史監督が選手に向けて常々口にしていた言葉。ワンビットの差は「日ごろの行い」と半分冗談もかねて言うのですが、まさにその通りだと思います。

皆さんも、今一度足元をチェックしてみてはどうでしょう。そして更には、ボードまでの歩幅、矢を抜くときの癖、戻るときの姿勢、相手が投げているときの待っているときの仕草などなど、スロー以外の部分の細かい部分にもアンテナを張ってみて下さい。

でも決して、ミリ単位で細かなブレをなくせという意味ではありませんのであしからず。
あくまで、自分のダーツの違いに気づけるようになるために、アンテナをたくさん設置してその感度を上げてみましょう、という話。

日ごろからの細部への意識・感度を上げる努力の積み重ねの結果、ワンビットの修正が可能な日が来るかもしれませんし、試合で勝負の神がワンビット内側にダーツを刺してくれるかもしれませんよね。

細部にまでもこだわりを持ったダーツを心掛け始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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