感覚のヒントを得るバレル(2012年4月24日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 14:20

みなさんは、「今現在メインで使用しているバレル以外のモノを投げた際に、ふと何かを掴んだ」という経験はありませんか。

僕自身も今まで何度か、一時的に投げたバレルで不調から抜け出したり、感覚のヒントを得たりといった経験はあります。ずっと同じものを触れ続けて感覚が麻痺していたり、惰性で投げてしまっているところに新しい刺激を与え、良い感触が得られたパターンでしょう。

「このダーツを投げれば調子が戻る」など、思い込みともいえる本人にしか分からない感覚も現に存在するとも思ってます。うまく利用すれば良い状態を保つ手段になるのではないかと思うのです。

サブバレル。僕がかつて良い感覚に出会えたバレルをいくつか紹介します。

TRiNiDAD Duran1 ¥9800-
こちらは全長が30mmという超ショートバレル。発売当初、斬新なデザインに目を奪われ、メインでRASETSU2を使用している時にふと飛ばしてみたもの。これで親指と人差し指の2本で飛ばす感覚を初めて感じました。2本でバレルを支えれば手首を柔らかく自然に返せるんだ、とバレル考案者の松元大奉選手のスローを見て感じたのを覚えてます。


D8 ステンレスバレル ¥2800-
画像はDMC Maverickですが、ステンレスで出来ているのでバレル単体で約8gで形状はタングステンモデルと全く同じ形のダーツ。他にもD8の中だけでも15種類あります。発売当初は「10gダーツ」と言われ、この軽いものを投げて感じたのは「どんだけ無駄に力入れて飛ばしているんだ!」ということでした。名古屋のトッププレイヤーがキレイに飛ばしている所を目の当たりにし、きれいに飛ばしたいと練習したものでした。力を抜く感覚はこのバレルから得たものです。


S4 Junky ¥6800-
こちらは、最近出たモデルで画像を見てもらうとかなり独特な形状をしているのがお分かりいただけると思います。グリップする場所は大きく窪んだ部分より後ろを親指と人差し指に乗せる感じ。これはまさに僕本人にしか分からない感覚かもしれませんが、グリップした時に親指の座りが良くてふっとグリップの力が抜ける感覚があったんですね。乗せる感覚を強く感じれるので、余計な圧力はかけなくていいと体が判断したのだと思います。それが印象に強く残ってて時々投げてみたい衝動に駆られるバレル。

感覚に刺激を与える
僕は今メインで使用しているバレルはUltimaDartsの雨四光ですが、時々そうやっていろんなバレルを試し投げして指先の感覚に刺激を与えるようにしています。
試投してみて「おっ!いいぞ!」と思い、今のバレルを変えるか迷うプレイヤーさんも多いと思います。「その感覚が一時的なものかも。だったらもったいないし。」って思いますしね。ですが、それでも一時的に感覚を取り戻せるアイテムを持っているだけで、安心材料になるんですよね。

サブバレルには低価格で特徴の強いの物がオススメ
最近は低価格で品質も向上してますし、デザインも豊富です。予算は少し低めに設定したサブバレルという考え方でバレル選びをしてみてはどうでしょう。
例えば「なんか今日は力むなぁ」ってときに、Junkyのようなバレルをすっと飛ばしてみるんです。それで感覚を取り戻すときもありますし、イマイチって思うときもあります。
ダーツは理論だけではなかなか上手くいきません。感覚という部分は大きいと思います。個人的にサブバレルとして利用するダーツには特徴が強く感覚が残りやすいものがオススメです。ずっしり重いタイプ(17g以上)のダーツやノーグルーブ(カットレス)バレル、ロングバレル(44mm以上)などが特徴が強くハッキリしていて良いと思います。
サブバレルの有効な使い方次第で、新しい感覚を掴むチャンスも広がり、さらにレベルアップを図れるかもしれないと思うわけです。

ショップには試し投げ用のダーツがたくさんあります。みなさんの”感覚遊び”の参考にしていただければ幸いですね。

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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