メンタルの強化も図りたい シングルス総当たり戦(2011年11月17日) | ダーツショップ Dx3

ダーツショップ Dx3

Blogブログ

2021/08/11 13:56

今回の総当たり戦は12名の参加で、今回も須藤大地選手の優勝でした。

今回の総当たり戦の雰囲気として、序盤の印象は少し前回と比べて全体的に緊張感を感じました。前回のように人数も多い中少しリラックスムードの中で行うのも良いのかと思っていましたが、今回は少しぎすぎすした空気の中で進行していき、参加人数の差なのかなと思っていました。ところが、半分の6試合を消化した辺りで、選手の皆さんの様子が大きく分かれます。このあたりが今回の総当たり戦の特徴として感じた一番のポイントで、僕の思うままに書きたいと思います。

どのように分かれたかというと、一つは、まだ勝ち続けているためモチベーションが保たれているパターンの選手。理由もシンプルで、さらにどこまで勝ちを伸ばせるかというのが、集中力とモチベーションの原動力になります。

もう一つは、負けが込みモチベーションが保てなくなり集中できなくなってしまうパターンの選手。もちろん適当に投げているわけではありませんがここ一番の踏ん張りが効かない。ここ大事!という場面でもずっと同じペースでメリハリのない感じとでもいうのでしょうか。

どちらのパターンでも、「結果によって自分のダーツに影響してしまっている状態」といえます。もちろん前者の場合はメンタル的に良い状態ですから、決して悪い訳ではありません。

本当に強い選手
本当に強い選手は、パフォーマンスの質が「状況」や「設定」に左右されないものです。

状況というのは、先に述べたような総当たり戦での途中経過であったり、ゲームの局面でのピンチやチャンスの場面であったり、”流れ”とでもいうのでしょうか。

設定というのは、総当たり戦で言えばレベルの差がある選手が混在して参加しているという設定を指します。相手のレベルに関わらず自分のダーツを打つことです。他にも例を挙げると、普段やってるゲームのハンデ戦とか、大会のフォーマット(ラウンドロビンでなくシングルエリミネーションだったりとか)などもそうです。

総当たり戦に参加することによって技術的に何か掴んでほしいと思うし、メンタル的にも強くなってほしいと思います。その「状況」や「設定」をどう捉えるかが、その考え方そのものがメンタルの強さのカギだと思います。

勝ち続けていようが、負けが重なっていようが、やることは同じ。

有利な状況だろうが不利な状況だろうが、やることは同じ。

相手が強かろうが弱かろうが、自分のできることは同じ。

ラウンドロビンだろうがシングルエリミネーションだろうが、”勝たないといけない”という状況は同じ。

だからそれに向けて今できる最善の準備をしよう。

今後の開催にあたって
参加してくれている選手の皆さんにとって、より効果的にレベルアップを図ることのできる内容にできないだろうか、日々模索しております。もう少しゲーム数を減らしてでも、中身の濃いゲームを行った方が良いのだろうか。モチベーションを維持できるよう1試合毎に勝つことの意味や価値を見いだせないか。今後の内容にご期待ください。

次回は12/11(日)17:00開催予定です。エントリーお待ちしております。

************************************************************************
この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
************************************************************************