ファンテイルフライト(2011年5月23日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/11 13:38

DMJC名古屋大会が終わり、しばらく大会の予定がないので、前から試したかったセッティングを試すことに。

投げ込みで身体に覚えさせているものが多い僕は特に、無意識的に身体が動作を起こしているものが多いんです。だからセッティングを変更して飛びに変化が出てきたときに、意識的に変化に対応しないといけないので時間をかけて慎重にやる必要があります。

セッティングを変えてみたい理由
セッティングを変えてみたいと思った理由は2つあります。

まず一つ目。当然フライトの形状とシャフトの長さを変更すればダーツの性格が変わります。
以前使用していたセッティングではフライトが大きかったので、矢の投げ方(離し方)の許容範囲が大きすぎたのです。そのため多少ぶれた離し方をしてもフライトの力で修正されてそれなりに飛んでくれていました。その曖昧さが雑なスローになる原因であったり、安定しない原因であったりするのではないか思ったんです。

要するに、「フライトに頼らずしっかりキレイに飛ばし、フォームを安定させたい」ということです。

2つ目。矢を引くときの矢の向きが細いフライトにすることによってより正確に目で確認でき、わかりやすくなるのではないかと思ったこと。矢を引くときのラインをフライトで見ているため、フライトが細い方がライントレースがシビアになると思うんです。

例えるなら、細い線を太いマジックでなぞるより、細いペンでなぞるほうが”丁寧さ”が必要ですよね。ダーツを投げる時にその丁寧さが、僕が今よりレベルアップしていくために必要かなと思ったんです。

要するに、「よりラインで狙う感覚をつかみたい」ということです。

 お気に入りは「ファンテイルフライト」
いわゆる「スリムフライト」だと、細すぎて浮力が少ないためダーツが飛ばず、ダーツを飛ばそうとつい力が入ってしまう。カイトやシェイプだとまだフライトの力が大きくて、”頼ってる感”が残る。ティアドロップだと丸い感じがどうも見た目にダーツっぽくなくて気に入らない。

あれこれ試して、一番気に入ったのは「ファンテイル」という形のフライト。


デザインに関しては、ツッこまないでください。笑

これはHarrowsが扱っている形の一つで、今はFitフライトのAirタイプにもファンテイルシェイプという形があります。
細いのにそこそこ浮力がある。飛びの補正もスリムよりはあるが少な目。見た目も悪くない。デザインは無視。
スタンダードフライトではキレイに飛んだ(飛んだように見えていた)時の投げ方で、ファンテイルフライトではキレイに飛ばないときがあります。ひどいときはボードに矢が刺さらない。これはダーツを離す瞬間にぶれた力が大きくかかっているとき。
そんな投げ方でも狙ったところに入るときは入ります。ただし、投げた感覚は全く違います。投げ続けているとフォームも変わってしまいます。しかも無意識に少しずつ。
細いフライトは、僕にとって”キレイで無理のない飛ばし方”を維持していくために、いわゆる”ダメな離し方”をするとダーツがちゃんと教えてくれるセッティングなんです。
ただ、スリムだと僕にとっては安定してキレイに飛ばすにはハードルが高すぎて、結果ファンテイルフライトが今お気に入りの形なんです。

安定感を出すには大きいフライトの方がいい
ダーツを飛ばす技術と、入れる技術は別物だと思ってます。ダーツを楽にキレイに投げれれば狙った場所にダーツを集めるのはそう難しくないだろうと思っているので、もっと楽に投げれたらいいのにと思います。
基本的に大きいフライトのほうが安定して飛びますが、先に述べた一つ目の理由からまずは飛ばす技術を高めたいんです。
ファンテイルフライトできれいに飛ぶようになれば、この先フライトを大きくして安定感を出そうとも思ってます。
フライトを細くしてみたいけどスリムだと自信がない人には、ファンテイルフライトはオススメですよ!

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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