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2021/08/11 13:31
ダーツの説明で”ラインをイメージする”など【ライン】という言葉よく聞いた事はあると思います。
これがいまいちピンとこないというか、難しい概念なんですよね。
他のスポーツでもこの【ライン】というのが重要とされる競技やシーンがあります。
例えば、サッカーのフリーキックの際にキッカーがシュートする際にイメージするのも【ライン】です。ゴルフのパターにおいてグリーンの芝目や坂を計算してカップに球を入れるまでをイメージをするのも【ライン】です。
どちらもそのラインイメージが鮮明にないことには、力加減や向きがコントロールできないものです。
ラインイメージが難しいのは”ボードまでの距離が短いから”
ダーツにおいては、例えばBULLにダーツを刺したいとすると、【ライン】とは手からダーツが離れてからダーツがBULLに刺さるまでの軌道のことです。それを投げる前にイメージする事が大切、とよく言われます。つまり、【ライン】は別の表現で言うならば【コース】と呼ぶこともできますね。
しかし、ダーツのライン(コース)イメージを理解するのが難しい理由の一つは”ボードまでの距離が短いから”ということではないかと思うのです。
投げてから、ボードに刺さるまでの時間が短いため、意識的に飛びを見る技術が必要です。例えば、ボードを見ながら飛びを間接視する能力や、視野を確保するフォームなどの技術です。
とくにダーツを覚えたてで練習し始めの頃は投げた結果が気になるため、どうしても飛び方やライン(コース)を見る余裕がないものです。
ダーツを連続して同じところに刺そうという”結果を同じにしたい”と考えるより、ダーツを連続して同じライン(コース)で投げる”刺さるまでのプロセスを同じにしたい”と考える方が、結果的に同じ箇所に矢が刺さる(グルーピング)確率は高いはずです。
意識的にコースを狙ってみよう
投げても投げても上手くならない、という方の中には自分の【ライン】がわからないでいる方も多いのではないでしょうか。
ボーリングでピンを狙う時のように、ビリヤードで「こう行って、こう行って、こう当てる。」とイメージして手玉を突くように、ダーツも「こう飛んで、こう刺さる。」と軌道を、しっかりイメージしてそれに沿うように投げてみるようにしてみて下さい。
どう外れたか、どう入ったかが次のスローの手がかりになり、何度も何度も投げて、自分の正しいコースを体で覚えるんです。その練習によってあらかじめ予測イメージできるコースがラインなんです。
投げてから刺さるまでは、ほんのコンマ数秒です。まずはその瞬時に自分の飛びを見ることにチャレンジしてみて下さい。
【ライン】を見るには長いシャフトがオススメ
さらに、【ライン】のイメージを理解しやすくするためには、今よりシャフトを長くすることをオススメします!
今僕は、先日blogにて紹介させていただいた、Dipper Dartsから発売されてる「JPシャフト」のsize35を使用してます。これはミディアムサイズより2~3mm長いもの。「JPシャフト」長さの種類が豊富なので、少しずつ段階的に試せるのでオススメです!
長くすると、飛び方を見るために矢の速度を落としても割と飛距離をかせいでくれるので、【ライン】がわかりやすいんです。あと、ダーツの正しい向きがわかりやすい。
ダーツって突きつめることが多い。ホント深い競技ですよね。
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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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