縦ラインの考え方(2010年7月15日) | ダーツショップ Dx3

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2021/08/09 17:01

今回は練習ネタを書いてみようと思います。

まずはこちらの画像を見てください。

この二本の白い線。実はこうなってます。


まず、ビニール紐を2本用意してください。その紐を重りにくくりつけ、画像のように20Dの幅くらいに合わせてマシンの上からぶら下げます。これで準備OK。

やり方は、簡単。この紐の間を通すようにしばらく投げます。3本連続して当たらないように投げる。これが目標です。成功したらこれが何連続できるかに挑戦します。
と、しばらく投げていると人にもよりますが投げ方にいろいろな変化が出てきます。

例えば、
・スタンスが縦を維持できるように立つようになる。
・肘から手先にかけてが縦に構えるようになる。
・フォローが少し「前方」に投げるイメージに変わる。
・体や腕など大きな部分に意識が行くため、指先のグリップが柔らかくなる。
などなど。

お店で、「誰が連続して紐に当たらないように投げられるか選手権」をやってみました。
最初は難しいと言っていた人も、体が慣れてくればだんだん成功率が高くなってきます。
この練習の狙いは、もうお分かりかとは思いますが「縦を体で意識すること」を体感することです。

こういったオーガナイズで投げてもらうと、初心者や中級者の人は「まず縦を体であわせて、高さを感覚であわせればよい」ことを理解しやすいと思います。上級者の人でも、調子の悪い日などにこれをやると、頭で縦を意識してるつもりでも、し切れてないことに気づかされます。

ブルがボードの中央にあるものと考えるのではなく、「ブルは縦と横のクロスするところ」と考えるともっとダーツが簡単に見えるかもしれませんね。
家にボードがある人は簡単に出来ますので、是非やってみてください。

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この記事は旧Dx3ブログへ投稿した内容を転載しています。
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